牧口が教育学に普遍妥当性はあるのかとよく質問されて、あなたは医者にかかったことがないのかと逆に問いかける。それはあなたが医学に普遍妥当性を認めているということだ。教育学にも普遍妥当性がないということがあろうかと。医学と教育学と教育学は違うところはあると思うけれど、どちらも応用科学に分類できる。牧口も、生活者の視点でさまざまな学問を摂取していたのだとエピソードだと思う。